2025年11月
11月30日 <季語*七五三> ● 赤い葉が 晴れ着を照らす 七五三 (11/30) 孫が七五三のお参りに神社へ行ったときの写真が送られてきました。境内にある、真っ赤に色づいた紅葉。7歳の孫は、背伸びをしてその赤い葉に触れようとしています。その姿が、なんとも…
11月29日 <季語*冬ぬくし> ● キャンドルの 灯色ひいろした薔薇 冬ぬくし (11/29) ライトオレンジの薔薇の花束を見かけました。暖かみを感じる、キャンドルの灯りのような色は、心に灯りがともったようでした。 ◆ 灯り色 ぬくもりまとう 薔薇の束 (11/29…
11月28日 <季語*ポインセチア> ● 赤い葉の ポインセチアが 合図かな (11/28) あちこちでポインセチアを見かけるようになりました。クリスマスが近づいてきたよと、合図をくれているようです。真っ赤な葉のポインセチアと共に、クリスマスイヴを待ちます…
11月27日 <季語*銀杏紅葉> ● 黄の風や 銀杏紅葉いちょうもみじの 道続く (11/27) 空まで続いているかのような、黄金色に輝いたイチョウ並木です。風までもイチョウ色になっています。 ◆ 黄金色こがねいろ イチョウ舞う道 空までも (11/27) -----------…
11月26日 <季語*落葉> ● 赤冴える 雨のしずくに 落葉かな (11/26) 雨の中、傘をさして歩く道。視線は下へ向いてしまいます。すると、道には雨で落ちた赤い葉っぱがたくさんありました。その赤が鮮やかで、道が輝いて見えました。雨のしずくが、赤に一層…
11月25日 <季語*蜜柑> ● もうひとつ 伸びる手が剥く 蜜柑かな (11/25) 少し前までまだ酸っぱいかな?と思い、店頭に並んだ蜜柑を買うのを迷っていました。その蜜柑も、最近は太陽をたくさん浴びたと思えるほどに、色が濃くなってきました。そろそろ甘味…
11月24日 <季語*勤労感謝の日> ● 幼子の名画に 勤労感謝の日 (11/24) 1歳の孫が、保育園で「感謝の日」の絵を描いたそうです。「親、祖父母、いろいろお世話になっている人にありがとう」というクレヨンで描いた絵を見せてもらいました。それは、ぐるぐ…
11月23日 <季語*小雪> ● 小雪や 暦静かに 移りゆく (11/23) きのうは、小春日和で暖かい一日でした。一方、暦の上では、二十四節気の小雪(しょうせつ)となりました。わずかに雪が降る季節です。暦が冬に「おいでおいで」と声をかけているようです。 ◆ …
11月22日 <季語*小春> ● なめらかに パソコンキー打つ 小春かな (11/22) パソコンを買い替えました。新しいパソコンは、起動も早く、サクサクと動いてくれます。なめらかなキータッチに、心も小春日和のように穏やかになります。 ◆ サクサクと 起動一秒 …
11月21日 <季語*冬> ● 具だくさん 根菜甘し 冬の汁 (11/21) 冷え込んだ日は、温かい汁物が欲しくなります。夕飯のメニューは、豚汁に決定です。今日は、根菜をたっぷり入れた豚汁を作り、体も温まりました。 ◆ 冷え込んだ 夜のメニューは 豚汁だ (11/21…
11月20日 <季語*冬茜> ● 冷え込みや 明日を尋ねる 冬茜 (11/20) 冷え込みが強くなった帰り道。冬の茜色の空に、明日の天気、気温、冷え込み具合を尋ねてみると「手袋を準備した方がいいですよ」と教えてくれたような気がします。 ◆ 帰り道 手袋すすめる …
11月19日 <季語*冬> ● 白き冬 初冠雪や 伊吹山 (11/19) 今季一番の冷え込みだったそうです。伊吹山の初冠雪のお天気ニュースを見ました。冬が始まります。山も雪化粧をするシーズンになりますね。 ◆ 冷え込みに 頂き白く 冠雪かむりゆき (11/19) -----…
11月18日 <季語*小春日> ● 小春日や 好みに寄せる 贈り物 (11/18) そろそろ御歳暮の準備をしようと思い、百貨店に行きました。お惣菜よりお菓子かしら。洋菓子より和菓子かしら。コーヒーより紅茶かしら。贈り先様の好みを考えながら、色々なギフト商品…
11月17日 <季語*秋> ● 鏡越し 鋏の音や 別れ秋 (11/17) 行きつけの美容院の、馴染みの美容師さん。「いつもと同じようにお願いします」と言うだけで、細かい説明をせずとも、思い通りのカットしてくれます。その美容師さんが、引っ越しを機に退職される…
11月16日 <季語*林檎> ● 林檎パイ 膨らむ頬に 甘煮かな (11/16) リンゴの甘煮がゴロゴロと入ったパイを食べました。想像していた以上に大きめのリンゴの甘煮に頬も膨らみます。幸せも膨らむアップルパイに、大満足の笑みがこぼれました。 ◆ 煮リンゴの …
11月15日 <季語*流行風邪> ● 流行風邪 ひと息つける 予約かな (11/15) インフルエンザが流行っているようです。予防接種はまだ先でいいかと、のんきに構えていたのですが、気持ちだけでも安心したくて、予約をしてきました。 ◆ 予約して 気持ちが先に 軽…
11月14日 <季語*長き夜> ● 長き夜 ポテチの音の ひとりかな (11/14) 秋の夜長。静かにひとり時間を楽しみます。ひとり時間のお供はポテトチップスです。塩味加減がちょうどよく、食べるのを止められません。静かな夜にパリパリと言う音が響きます。 ◆ パ…
11月13日 <季語*秋深む> ● 花舗かほ の窓 ワインレッドや 秋深む (11/13) 花屋さんの前で足が止まりました。窓越しに見えるワインレッドの花がとても美しかったのです。この色の花束も大人っぽくておしゃれだなあとうっとりしました。 ◆ 大人色 花屋の前…
11月12日 <季語*行く秋> ● どこからか ピアノの調べ 行く秋よ (11/12) 日が暮れるのが早くなり、仕事帰りの道は暗くなってきました。そのような暗い道の中、どこからともなくピアノの音が聞こえてきます。おそらく、その家のお子様が練習をしているので…
11月11日 <季語*北風> ● オレンジの 色を敷く路みち 北風ぞ (11/11) 強い北風の仕業で、金木犀が一斉に散ってしまいました。辺り一面の道がオレンジ色の絨毯となっています。 ◆ 金木犀きんもくせい 風の仕業の 色こぼれ (11/11) ---------------------…
11月10日 <季語*冬めく> ● 冬めくや ごろごろじゃがいも シチュー鍋 (11/10) シチューを食べたくなる冬が始まりました。じゃがいもがゴロゴロと入ったクリームシチューを作りました。ホクホクのじゃがいもをスプーンですくって口に入れます。熱々のクリ…
11月9日 <季語*冬の星> ● 喪に服す ハガキ侘しや 冬の星 (11/9) 立冬が過ぎ、冬の声が聞こえるようになった頃、喪中を知らせるハガキが届きました。故人は星になったのでしょうか。静かに光る冬の星を見て、手を合わせました。 ◆ 静けさの 喪中はがきに …
11月8日 <季語*冬立つ> ● めぐる季や 厚手の靴下 冬立ちぬ (11/8) あれだけ暑く長い夏だったのに、ちゃんと季節は冬を迎えました。季節がめぐるというのはいいものです。足も冬の気配を感じ取り、厚手の靴下を欲しています。 ◆ 足元も 冬の気配を 察知し…
11月7日 <季語*冬隣> ● 迫り来る スーパームーンや 冬隣 (11/7) スーパームーンを見ました。赤みを帯びた月はひときわ大きくて、こちらに迫って来るようでした。言葉も発せず、静かに眺めているだけで、心穏やかになりました。 ◆ 大満月 言葉の要らぬ 夜…
11月6日 <季語*木枯> ● 街駆ける うなる木枯らし 一号や (11/6) 先日、木枯らし1号が吹きました。強い風が音を立てて、街を駆けて行きました。その強さが、秋の寂しさをも吹き飛ばし、冬の始まりを告げていました。 ◆ 風の音 寂しさ飛ばす 一号さん (11…
11月5日 <季語*夕闇> ● 夕闇に 光の飾り 合図かな (11/5) 街を彩るイルミネーションが点灯しました。点灯した瞬間が冬の始まりの合図のようです。街も明るい息をしています。 ◆ 街の息 光をまとう 並木道 (11/5) ---------------------------------- …
11月4日 <季語*冬服> ● ガラス越し 冬服迷子 おしゃれなり (11/4) そろそろ冬物のアウターが欲しいと思い、お店に行きました。すでに、ダウンのコートまで並んでいます。おしゃれな冬服を見て、それを着た自分を想像してみます。とは言え、現実にはもう…
11月3日 <季語*金木犀> ● 遅れ咲き 香りの波や 金木犀きんもくせい (11/3) 夏が猛暑だった影響で、今年は金木犀が咲くのが遅くなったそうです。今、街のあちこちで一斉に咲き出しました。街中が金木犀の香りに包まれています。 ◆ 待ちわびた 香りに街が …
11月2日 <季語*秋思> ● 品薄や 秋思しゅうしの愛機 延長戦 (11/2) わたしの相棒であるパソコンがご機嫌斜めです。そろそろ買い替えの時期がやってきたようです。6年も付き合ってもらった愛機との別れは寂しくもあるのですが、諦めるしかありません。買い…
11月1日 <季語*コスモス> ● 風に揺れ 心預ける コスモスよ (11/1) コスモスが好きです。コスモスが風に揺られている様子は可憐です。華奢なコスモスは倒れることなく、案外丈夫でたくましい花なのです。風に身を任せる余裕がいいのかもしれません。コス…