2026年1月
1月31日 <季語*羽布団> ● ぬくもりを 残してたたむ 羽布団 (1/31) 目覚めの朝。部屋はまだ暖房が効いておらず寒々としています。一方で、ふとんの中はぬくもりが残っています。このまま二度寝をしたいと思う温かさです。そのぬくもりが名残惜しいのです…
1月30日 <季語*寒晴> ● 寒晴かんばれや 伸びゆく鉄の キリンかな (1/30) 凛とした冷たい空気の朝です。朝の通勤途中の工事現場では、クレーン車が動いています。青く冴えた空に向かって、鉄の首を伸ばしたキリンは「おはようさん」と言っているようです…
1月28日 <季語*北風> ● 北風や ハンドクリーム 労りいたわりて (1/28) 北風が空気を乾燥させています。乾燥でかさついた手を見て、もっとこまめに保湿ケアが必要だと感じました。たっぷりとハンドクリームを塗ってわが手を労ります。 ◆ かさついた 手に…
1月27日 <季語*白菜> ● 白菜や しゃきしゃきの音 胡麻香る (1/27) 寒さで甘みが増した白菜で、胡麻和えを作りました。特に芯の部分のシャキシャキ感がたまりません。冬を噛みしめています。 ◆ 細切りの 白菜の芯 冬を噛む (1/27) --------------------…
1月26日 <季語*大根> ● ふうふうと 芯まで熱き 大根おおねかな (1/26) おでんを作りました。どの具材も熱々で、ふうふう言いながら食べます。中でも、わたしが一番好きな大根は、芯まで熱くなっています。出汁がしみた大根は、おでん種の王様です。 ◆ キ…
1月25日 <季語*底冷え> ● 底冷えや 長風呂となり 肩沈む (1/25) 底冷えで体が冷え、心まで緊張しています。体を温めるには、お風呂が一番です。そんな夜は、湯舟に肩まで沈め、ゆっくりとつかります。体もほぐれ、トゲトゲした心も湯気のようにふわっと…
1月24日 <季語*寒波> ● 結露窓 居座る寒波に 涙かな (1/24) 寒波が居座っています。長引く寒波にため息が出ます。暖房が効いた部屋と寒さ厳しい外との温度差が強いのか、窓の結露が激しいです。窓も寒さのあまり涙しているかのようです。 ◆ ため息も 水…
1月23日 <季語*凍て星> ● 凍て星や 風の上には 光あり (1/23) 今シーズン一番の冷え込みです。低い気温に加えて、強い風に凍えます。その地上の寒さを知っているのか、知らないのか、夜空には星が輝いています。 ◆ 寒星さむぼしよ 地球の冬が 見えますか…
1月22日 <季語*賀状> ● 賀状減り 切手シートも 遠くなり (1/22) 年々、年賀状を出す枚数が減ってきています。当然、いただく枚数も減ります。お年玉付き年賀ハガキの当選番号が発表されましたが、当選への期待も薄いです。チェックする時間もあっという…
1月21日 <季語*雪> ● ひとひらの 雪の行方よ 空静か (1/21) 寒さが厳しくなる予報が出ています。風に舞うひとひらの雪を見ました。これから寒さが強くなることを告げているようです。 ◆ 一枚の 雪が運ぶ 極寒よ (1/21) ------------------------------…
1月20日 <季語*大寒> ● 大寒の 空の深さよ 遠い人 (1/20) 一年でもっとも寒い時期、大寒となりました。かつて雪が降る日に出会ったその人に、もう一度会いたいと思いながら空を見上げます。 ◆ 逢いたくて 白い吐息が 雪を待つ (1/20) ----------------…
1月19日 <季語*ぽんかん> ● 指先に ポンカンの匂い 残りけり (1/19) 濃い橙色をしたぽんかんが出回るようになりました。その色と艶が甘さを表わしているようです。皮を剥くと、指先にも甘さが残っているかのようで、ほっこりとします。 ◆ ポンカンの 橙…
1月18日 <季語*冴える星> ● 坂道や 先に見えるは 冴える星 (1/18) 仕事帰りの夜、坂道を上ります。前を見て歩いているのですが、上り坂のため、自然と上を見ることになります。冴えた空には、冬の星座が輝いていました。 ◆ 冬の帰路 星に近づく 上り坂 …
1月17日 <季語*阪神忌> ● 阪神忌 尊さを知る 朝の陽よ (1/17) 阪神・淡路大震災は、1995年1月17日午前5時46分に発生しました。毎年、1月17日の朝になると、今、命があることに感謝の思いが募ります。犠牲になられた方を追悼し、生かされているわが命を大…
1月16日 <季語*女正月> ● 女正月めしょうがつ 小豆の甘さ ひと区切り (1/16) 年末年始の休みは、思うように自分の時間を作れず、忙しいまま終わりました。ようやく自分のペースで過ごせる時期になりました。小正月を女正月とも言うのは、そういった理由…
1月15日 <季語*日脚伸ぶ> ● 仕事終え 空の明るさ 日脚伸ぶ (1/15) 1時間ほどの残業を終えて職場を出ました。気持ちの上では、すっかり遅くなったという思いでしたが、外へ出てみると、意外に空が明るいのです。年が明け、半月ほどが過ぎると、こんなにも…
1月14日 <季語*ブロッコリー> ● クリームの 海に浮かぶや ブロッコリー (1/14) クリームシチューを作りました。鶏肉やじゃがいもを煮込んで、最後にブロッコリーを入れます。白いクリームに緑が映えるシチューのできあがりです。ブロッコリーのこんもり…
1月13日 <季語*冬ごもり> ● アナログの 記憶をめくる 冬ごもり (1/13) 孫がテレビのCMを見て、その遊園地に連れて行って欲しいと言っているのだと聞きました。その遊園地の名前を聞き、とても懐かしくなりました。その昔、娘が幼稚園児だったころに、家…
1月12日 <季語*雪> ● 遠き日々 二十歳の雪に 振袖よ (1/12) 今年は、真冬の寒さの成人の日となりました。大雪の中での成人式となる地域もあるようです。そういえば、自分自身の成人式の日にも雪が降ったなあと思い出しました。めったに雪が降ることのな…
1月11日 <季語*鰤> ● 箸で割る 照り焼きの鰤ぶり 厚き身よ (1/11) 魚売場で見たブリが、脂が乗って身も厚く、とてもおいしそうだったので、夕飯のメニューはブリの照り焼きに決定しました。醤油、酒、みりん、砂糖で作ったタレが、ブリに香りと照りをプ…
1月10日 <季語*寒空> ● 寒空や 笹抱えゆく 福の顔 (1/10) 福笹を持った人で街が賑わう十日戎です。天気予報によると、この3連休は雪が舞うほどの寒さになりそうです。福笹につけられた鯛も、風に泳いでいます。寒風が吹く中、十日戎の祭りは寒さ知らずの…
1月9日 <季語*寒風> ● 寒風や 皆の背丸き 駅急ぐ (1/9) 寒さが厳しくなり、防寒アイテムに包まれています。ダウンジャケット、マフラー、手袋、マスク、タイツ、ブーツなどなど。朝の通勤時、縮こまった体で急いで歩くのは、わたしだけではないように見…
1月8日 <季語*寒の入り> ● 寒の入り ぽつぽつ届く 返り状 (1/8) ここのところ、毎日、少しずつ年賀状の返事をいただきます。以前だと、仕事始めの頃までには、年賀状のやり取りもおおよそ終わっていました。最近の郵便事情もあるのでしょう、寒の入りと…
1月7日 <季語*小寒> ● 小寒や 電気ストーブ 返事せず (1/7) 暦は小寒となりました。寒さが更に厳しくなる頃です。だというのに、電気ストーブが故障してしまいました。スイッチをONにしたのですが、全く反応してくれません。無言のままです。孤独な夜、…
1月6日 <季語*新年会> ● 新年会 寿ぐ器 春を呼ぶ (1/6) わたしの職場では、仕事始めの日は、職場近くの和食のお店で新年会ランチをいただく慣わしとなっています。そこのお店は、メニューはもちろんのこと、器も新年らしい柄や形をしたものばかりなので…
1月5日 <季語*初仕事> ● 初仕事 会う人ごとに 賀の言葉 (1/5) わたしの仕事始めは今日ですが、行きつけのお店はすでに営業されています。馴染みの店員さんには「こんにちは」ではなく「おめでとうございます」の挨拶をしました。初仕事の今日は、出会う…
1月4日 <季語*初売> ● 初売や 人波抜けて 音遠く (1/4) 書店に行きたくて街へ出ました。着いた街は多くの人でごったがえしています。どうやら、百貨店の初売りの日だったので、福袋を求める人も大勢いるようでした。人波を抜けて、目的の書店まで辿りつ…
1月2日 <季語*双六> ● 双六や 振るたび高き 孫の声 (1/2) 孫ファミリーが遊びに来てくれました。年末にくじを引いたら、一等賞が当たったと話してくれます。賞品は「名探偵コナン」の双六です。「一緒に遊ぼう」と誘ってくれました。参加者は大人4人と孫…
1月2日 <季語*元日> ● 元日や 並ぶ小鉢に 箸二膳 (1/2) 夫婦ふたりで迎える新年です。張り切っておせち料理を作って、重箱につめるという事もなくなりました。スーパーで買ってきたおせち惣菜を小鉢に盛ります。あとはお雑煮を作って、ささやかに新年を…
1月1日 <季語*初便り> ● 初便り 午前零時の 通知音 (1/1) 除夜の鐘が響く深夜、午前零時をまわりました。2026年の幕開けです。その時、スマホから通知音が聞こえました。「あけましておめでとう!」友達から新年のご挨拶をいただいたのです。ポストに届…