五・七・五のリズムに乗って17音で8月を詠みます。
俳句のように季語を入れた17音のショートポエムです。
肩肘はらずに詠んでいます。

● 大地灼け 湧き立つ存在 雲の峰 (8/1)
● 朝焼けの 空に旅立つ テキストよ (8/2)
● 白桃の 姿が青春 晴れの国 (8/3)
● とろとろの チーズの海に 焼きトマト (8/4)
● 色褪せて 暑さ疲れか 百日紅 (8/5)
● 湯上りの 素肌にさらり 夏ワンピ (8/6)

● もやもやと 沈むため息 秋暑し (8/7)
● 立秋に ひとときの雨 涼香来る (8/8)
● ペンギンの よちよち文庫 夏の湖 (8/9)
● 秋初め 極早生筑水 シャリと噛む (8/10)

● 青を抱く 本棚涼し ライブラリ (8/11)
● 黒き空 炎天呑みて 濁る闇 (8/12)
● 弾く水 紫紺の茄子 光あり (8/13)
● 盆の宵 夏を抱える 湿り風 (8/14)
● 夜の風 遠音を運ぶ 盆踊り (8/15)
● 夏の朝 頁を旅する カフェの隅 (8/16)
● 秋の蝉 儚い声に 耳澄ます (8/17)
● 盆過ぎて レンズに残る 色記憶 (8/18)
● 終わらない 粘り強き 星オクラ (8/19)
● 街の影 残暑の夕刻 早くなり (8/20)
● 秋の風 扉を開く 鍵ひとつ (8/21)
● 葡萄の字 迷う指先 房揃う (8/22)

● 真面目さも ほどける処暑の 長女なり (8/23)
● 写真館 帯を結んだ 夏休み (8/24)
● 100円の 棚から聞こえる 秋の声 (8/25)
● 菓子売場 秋色映える マロン味 (8/26)
● 残暑道 宿題弾む ランドセル (8/27)
● 秋近し 探すタイトル 遠くなり (8/28)
● 燃える陽に 秋の気配を 拾いゆく (8/29)
● 夜の秋 駆ける掛け声 星へ跳ぶ (8/30)
● 秋暑し 予報もざらり 砂の波 (8/31)
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