4月12日 【俳句】<季語*葉桜>
● 葉桜へ 桜の顔が 移りゆく (4/12)
桜の開花宣言を聞いたのがつい先日だったような。
あっという間に満開になり、もう葉桜になってきました。
桜の顔は、どの瞬間もわたしの心をつかみます。
● 葉桜へ 桜の顔が 移りゆく (4/12)
桜の開花宣言を聞いたのがつい先日だったような。
あっという間に満開になり、もう葉桜になってきました。
桜の顔は、どの瞬間もわたしの心をつかみます。
● 交差点 旅人の春 ゴロゴロと (4/11)
外国からおみえになった、スーツケースを持った旅人たちで街がにぎわっています。
スクランブル交差点で、信号が青に変わると一斉に大勢の人が歩き始めます。
ゴロゴロ、ガラガラと大きな音でにぎやかになります。
● 制服に しわ一つなく 春の空 (4/10)
朝の通勤時。
近所の中学生たちとすれ違います。
入学したばかりと思われる生徒さんの制服姿は、キリっとして清々しいです。
● 初めての 定期券買う 木の芽時 (4/9)
定期券売場に大行列ができていました。
定期券の新規購入の方たちでしょうね。
草木が芽吹く頃、入社、入学、進級した方たちの成長を祈ります。
● はらはらと 桜のささやき 舞い落ちる (4/8)
道沿いに桜の木がある坂道を上りました。
坂の上の方から、桜の花びらが舞い落ちてきます。
まるで、桜と友達になったような気分になり、話しかけたくなりました。
● 花びらに カメラを向ける 桜人 (4/7)
桜を見ると立ち止まってしまいます。
その景色を残しておきたくて、カメラのシャッターを切ります。
心にも焼き付けておきたいと思います。
● 城の日に 満開の花 天守閣 (4/6)
4月6日は、4(し)6(ろ)の語呂合わせで「城の日」です。
お城を囲むお堀端に咲く桜が満開でした。
天守閣をバックに桜を眺めることができるお花見は、最高の風景を楽しめます。
● ランドセル ハートの刺繍 春弾む (4/5)
孫の入学式です。
自分で選んだランドセルがご自慢の様子です。
ここにもハート!ここにもハート!ここにも、ここにも。
ハートの柄があここちに施され、ハートの気分も弾みます。
● 緑濡れ 清明 の雨 きらきらと (4/4)
若葉が雨に濡れています。
その雨で一層成長するかのように生き生きとしています。
今日は清明です。
● 水たまり 優しい雨音 朝桜 (4/3)
水たまりができています。
雨音も聞こえないくらいの優しい雨が降っていたようです。
桜が濡れているのは、朝露のせいなのか、雨のせいなのか。
● 独り占め 花の贅沢 昼休み (4/1)
職場での昼休みのランチタイムのお話です。
その方は、おっしゃいました。
職場の隣にある小さな公園に桜が咲いているのよ。
毎年、それが楽しみでね。
遠くにお花見に行かなくても、たっぷり桜を楽しめるの。
なんと贅沢なことでしょう。
窓から桜が見える職場。
いいですねえ。
● 入社式 解散後の 喫茶店 (4/1)
仕事帰りの夕方。
入社式だったのか、初出勤だったのか、入社したばかりと思われる若い人たちの姿を多く見かけました。
駅の近くのカフェでは、真新しいスーツを着た若者がコーヒーでひと息ついていました。
緊張の一日だったのでしょうか。
お疲れさまでした。
● 入社式 解散後の 喫茶店 (4/1)
● 独り占め 花の贅沢 昼休み (4/2)
● 水たまり 優しい雨音 朝桜 (4/3)
● 緑濡れ 清明の雨 きらきらと (4/4)
● ランドセル ハートの刺繍 春弾む (4/5)
● 城の日に 満開の花 天守閣 (4/6)
● 花びらに カメラを向ける 桜人 (4/7)
● はらはらと 桜のささやき 舞い落ちる (4/8)
● 初めての 定期券買う 木の芽時 (4/9)
● 制服に しわ一つなく 春の空 (4/10)
● 交差点 旅人の春 ゴロゴロと (4/11)
● 葉桜へ 桜の顔が 移りゆく (4/12)
● チューリップ カラフル集う 花畑 (4/13)
● 春日傘 季節の扉 晴れやかに (4/14)
● シャキシャキと 茎まで食す 生ワカメ (4/15)
● 柔らかに 白く寄り添う こでまりよ (4/16)
● 鮮やかな ツツジの色に 包まれて (4/17)
● ぼんやりと 過ごす一日 黄砂降る (4/18)
● 柔らかな 穀雨の雫 夏を待つ (4/19)
● 誕生日 春キャベツの コールスロー (4/20)
● 部屋干しの ハンガー揺れる 春霖雨 (4/21)
● ネモフィラの 空まで続く 青絨毯 (4/22)
● スミレ泣く 工事現場の プランター (4/23)
● 写真館 天使の姉妹 春の笑み (4/24)
● ツツジ色 グラデーションを 織りなして (4/25)
● 春の森 緑の香り 動き出す (4/26)
● ゆるやかに 連休の朝 春の夢 (4/27)
● 熊蜂と 花房揺れる 藤の風 (4/28)
● 地球より 大きい泡の シャボン玉 (4/29)
● 初めての 緑の宝石 ソーダ水 (4/30)
【17音のショートポエム2024年5月は準備中です】
● 散歩道 つぼみを追って 風光る (3/31)
いつもの散歩道。
桜のつぼみが開くのはいつかしらと、開花を心待ちにしています。
もう少し、もう少し。
風も輝いてきました。
気温も上がってきました。
そろそろ、咲いているのでは?と期待しながら歩きます。
● 舞い桜 手紙彩る 封緘紙 (3/30)
手紙を書いた時の封筒には、封緘シールを貼ります。
いつもは、どのシールを貼ろうかなと迷うのですが、今の時季は桜のシール一択です。